目次
DML(Data Manipulation Language)
DMLは、データベース内のデータを操作するための言語。
- SELECT:データを取得
- INSERT:データを登録
- UPDATE:データを更新
- DELETE:データを削除
新しいデータを追加する INSERT
INSERT:「挿入する」と言う意味
【書き方例】
INSERT INTO students(id, name, course)
VALUES (4, “Kate”, “Java”); → 順番通りに挿入される
AUTO INCREMENT
多くの場合、idカラムにはAUTO INCREMENTという機能が使われる。
AUTO INCREMENTとは「自動で増加する」といった意味で、データが作成されるときに自動で値が割り当てられる。
【書き方例】
INSERT INTO students( name, course)
VALUES ( “Kate”, “Java”);
- AUTO INCREMENTのカラムは省略できる
- 最後のid+1のidが自動で割り当てられる
間違えた箇所を修正する(データを更新する) UPDATE
データを更新したいときにはUPDATEを使う。
【書き方例】
UPDATA students
SET name = “アシタカ”,course = “HTML” ← 指定カラムを新しい値に更新する
WHERE id = 6; ← 更新するレコードはWHEREで指定する
- 注意:WHEREでレコードを指定しないと、全部更新されてしまう
- 注意:UPDATE実行後はデータを戻せない。そのため、実行前に「SELECT」で確認してから実行する
不要なデータを消す DELETE
レコードを削除するときはDELETEを使用する。
UPDATEと同様にクエリ実行後はレコードを元に戻すことができないため、SELECTでレコードを確認してから削除を行うようにする。
【書き方例】
DELETE FROM students
WHERE id = 7;
- 削除したいレコードはWHEREで指定する
- 注意:WHEREでレコードを指定しないと、全レコードが削除される
DML 4つの構文まとめ
取得 | SELECT カラム名1,カラム名2・・・ FROM テーブル名 |
挿入 | INSERT INTO (カラム名1,カラム名2・・・) VALUES (値1,値2・・・) |
更新 | UPDATE テーブル名 SET カラムA = 値1,カラムB = 値2 WHERE 条件; |
削除 | DELETE テーブル名 WHERE 条件; |
DDL(Data Definition Language)
DDLはRDBMSで扱うテーブルやインデックスなどのオブジェクトや、オブジェクト同士の関係を定義する際に使われるSQL
- CREATE:新しいオブジェクトを定義
- DROP:定義したオブジェクトを削除
- ALTER:定義したオブジェクト内容を変更
DCL(Data Control Language)
データベースのデータを制御するための命令の総称。
DMLやDDLの利用に関する許可や禁止を設定するために使用される
- GRANT:ユーザーに権限を付与
- REVOKE:ユーザの権限を剥奪
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